追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる ~「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら、世界中がパニックになっていますが?~

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第51話:里帰りは「ホコリ」まみれ

「……ひでぇな、こりゃ。どんだけ換気サボってんだよ」 すべての始まりの地。 新宿ダンジョンの最深部、深度2000メートルへと空間跳躍で降り立った灰坂ソウジは、目の前の惨状に顔をしかめた。 かつてコアちゃんが引きこもっていたその空間は、すっか...
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第49話:聖女と天使の「応急処置」

南極ダンジョン【白き終焉】の崩壊は、もはや止まらなかった。 強アルカリ性の漂白剤(未知のバグ)によって完全に素材が死んだ氷床は、ソウジが撒いた酸性の中和剤すらも受け付けず、サラサラと白い粉になって虚無へと崩れ落ちていく。「うわああああッ! ...
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第48話:漂白剤の原液はセカイを傷める

神話級モンスターであるはずのブリザード・ドラゴンが、自らの咆哮の振動に耐えきれず、サラサラと白い粉になって自壊していく。 その光景は、ダンジョンというより、崩れゆく砂の城のようだった。「くそっ! 漂白剤を原液で放置しやがって! 少しでも早く...
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第47話:モンスターも『色落ち』する

氷も、岩も、そして先ほど遭遇したモンスター(ペンギン)すらも、すべての色彩が抜け落ちた『純白の洞窟』 極寒の地であるはずの南極ダンジョン【白き終焉】の内部は、コアちゃんの重力魔法によって気温こそ快適に保たれていたが、視覚的な不気味さが剣崎た...
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第46話:氷の上の純白ダンジョン

『──緊急速報です。南極大陸の中心部に、観測史上最大級となるS級ダンジョン【白き終焉】が出現しました。先行して内部調査に入ったアメリカおよびロシアのトップ探索者チームから、先ほど異常なSOSが届き……通信が途絶しました』 オフィスのテレビか...
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第45話:世界一の『天空温水プール』爆誕

ギュルルルルルッ……! 超高圧で暴れ回っていた【ヤマタノノズル】を巻き取ると、火口の底からは不気味なほどの静寂が返ってきた。「社長! マグマの液面が、完全に安定しました! 異常な熱波も収まっています!」 剣崎が手元の温度計を見て、歓喜の声を...
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第44話:八岐の暴水『ヤマタノノズル』

「力技でぶち抜くぞ」 灰坂ソウジは、トラックに積んだ超高圧コンプレッサーのエンジンを全開にした。 彼の手には、金属製の奇妙な先端パーツがついた漆黒の太いホースが握られている。『ブハハハッ! 何ヲ持チ出ス魔道具カト思エバ、タダノ黒イ紐デハナイ...
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第43話:最悪の詰まり『獣脂(牛)と毛髪(馬)』

サビ(赤鬼・青鬼)を溶かして落としたクリーン・ファンタジーの一行は、さらに火口の奥深く──マグマが波打つ大空洞へと降下していた。 そこは、地下の超高圧マグマが地上へと一気に逆流しようとしている「噴火の震源地」である。「ひぃぃ……っ! マグマ...
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第42話:サビ(鬼)には『スライムのヨダレ』が効く!?

富士山の麓へと続く幹線道路は、避難する車と自衛隊の車両で大渋滞を引き起こしていた。 空は噴煙で黒く染まり、サイレンの音が絶え間なく鳴り響いている。まさに「この世の終わり」のような光景だ。 そんな絶望の車列の横を、一台の軽バンが猛スピードで逆...
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第41話:日本沈没の危機と、荒ぶる『給湯器』

『──繰り返しお伝えします! 富士山火口に位置するS級ダンジョン【ナラカ】において、過去最大規模の魔力異常を観測! 大量のマグマと共に、S級の鬼系モンスターが火口から溢れ出しつつあります!』 テレビの画面越しに、緊迫した顔のアナウンサーが絶...